公開: 2022年10月29日
更新: 2022年10月29日
2020年、米国社会で、黒人男性が警察官に殺される事件が起こりました。この事件をきっかけに、米国社会では、有色人種を差別する人々と、人種差別に反対する人々との間に、深刻な対立感情が生まれました。たまたま、その年の11月に、大統領選挙が予定されていたため、この事件は、大統領選挙戦の争点に発展しました。
「ブラック・ライブズ・マター(black lives matter)運動」は、人種差別に反対する人々がスローガンにした主張で、オーストラリアやニュージーランドでは、もともとオーストラリア大陸に住んでいたアボリジニの人々が、自分達の権利を主張するためのスローガンにもなりました。日本でも、川崎では、韓国系住民の2世の人々を中心にして、ヘイトスピーチに対する抵抗を示すなどのデモを行いました。